Vol.101

ライフ with マイキー

1993年 / 米
原題:Life with Mikey
監督:ジェームズ・ラパイン
脚本:マーク・ローレンス
キャスト:マイケル・J・フォックス / クリスティーナ・ヴィダル /
     ネイサン・レイン / シンディ・ローパー /
     デヴィッド・クロムホルツ / 他

街はクリスマスのイルミネーションで美しく飾られ、クリスマスツリーの先端には大きな星が輝く季節である。
実はこの星「ベツレヘムの星」と呼ばれ、イエス・キリストが生まれる時、輝き始めた不思議な星なのである。
映画「ライフ WITH マイキー」では「ベツレヘムの星」の代わりに恐竜を飾るシーンが登場する。

主人公マイケル・チャップマン(マイケル・J・フォックス)は31歳。かつて、TVドラマの天才子役として活躍した人物だったが、現在は兄のエド(ネイサン・レイン)や秘書のジーナ(シンディ・ローパー)と子役専門の三流タレント事務所を経営している。子役から俳優としての転向に失敗し、15歳以降冴えない怠惰な日々人生を送っていた。しかも、会社は倒産寸前だった。ある日、マイキーは町で少女アンジー(クリスティーナ・ヴィダル)と出会い、彼は彼女に天性の才能を発見する。CMのイメージキャラクターとして売り込もうとするのだが……、アンジーは多くの問題を抱えていた。

恐竜は、アンジーとマイキーの奇妙な共同生活が始まってから、大きなティラノサウルスのバルーン・ドールが二度登場する。ベッドルームの角に置いてあり、一度目は赤いキャップをかぶり、二度目はキャップが無い。
その後「ベツレヘムの星」の代わりに恐竜を飾るシーンでも二度。ティラノサウルスだろう……。但し、よく見るとティラノサウルスの頭上に「天使の輪」が付けられている……。

赤いキャップから天使の輪まで。
もしも、恐竜が何かを象徴しているとするならば、マイケル・チャップマンの子ども時代の栄光との決別である。
赤いキャップはアンジーとの関係だろう。ガキ扱いしてたアンジーの人格を認め始めた時にキャップは無くなったと考えるのが妥当かもしれない。

ところで、「ベツレヘムの星」の代わりに恐竜を飾るというのは名案かもしれない。フェバリツト コレクションのソフトモデルならば、工夫次第で素敵な「恐竜ベツレヘムの星」の誕生である。