Vol.105

コールド・クリーク 過去を持つ家

2003年 / 米・カナダ
原題:COLD CREEK MANOR
監督:マイク・フィギス
脚本:リチャード・ジェフリーズ
キャスト:デニス・クエイド / シャロン・ストーン / スティーヴン・ドーフ /
     ジュリエット・ルイス / クリステン・スチュワート

演出、脚本、ナレーション、映像編集を一人でこなす放送作家のクーパー・ティルソン(デニス・クエイド)と妻のリーア(シャロン・ストーン)はニューヨークの喧噪と慌ただしい日常から逃れ、田舎暮らしを決心する。 引っ越し先は新参者には住みにくい田舎町だった。抵当流れの物件「コールド・クリーク」邸は、以前の持ち主の家財が、時間が止まったかのように全てそのままに残されていた。娘のクリスティン(クリステン・スチュワート)、息子のジェシー(ライアン・ウィルソン)もコールド・クリークでの暮らしに、少しずつなじみ、それぞれ楽しみ始めた矢先…、屋敷の前の持ち主デイル・マッシー(スティーブン・ドーフ)が突然屋敷に現れた。彼は刑務所から出てきたばかりで職が無く、家の修繕を手伝うことになるのだが、しばらくしてプールや家の中に蛇が入ってくるなど奇妙なことがおこりはじめる……。 クーパーは家族の生命に関わる危機を予感するのだった。

恐竜は、コールド・クリーク邸にティルソン一家が引っ越し、家財を整理している時に映る。デイルの息子グレイディーの部屋でジェシーが遺留品の中から、「悪魔のノド」について書いたものを発見するのだが、窓際の机の上に、天体望遠鏡、地球儀、そして首の長さの割には胴体が不自然なブラキオサウルスのフィギュアが置いてある。そして、壁に貼られたポスター類はピンボケだが、系統樹のように見える。

デイルはラプターのように狡猾で、クーパーは厄介事に巻き込まれることを極力避け生きる草食恐竜に似ている。家族に危機が及んだ時、その防衛本能は解き放たれ強力なパワーを発揮するのだった。