Vol.123

ファイヤーウォール

2006年 / 米
原題:FIREWALL
監督:リチャード・ロンクレイン
脚本:ジョー・フォート
キャスト:ハリソン・フォード / ポール・ベタニー / バージニア・マドセン /
     メアリー・リン・ライスカブ / ロバート・パトリック /
     ロバート・フォースター / アラン・アーキン / 他

「ファイヤーウォール」は、インターネットなどの外部ネットワークを通じて第三者が侵入することを阻止するため、データを監視し、不正なアクセスを検出・遮断するシステムのことだ……。
ジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)は、シアトルのランドロック・パシフィック銀行の最高幹部で、コンピュータ・セキュリティのスペシャリストである。
ビル・コックス(ポール・ベタニー)率いる強盗グループは、ジャックの家族を拘束し、バーチャルな次元で強盗を企む……。

恐竜は、ビルの威しに屈したジャックが家に戻った時のシーンで登場する。窓辺に、フェバリットのターシックモデル・ステゴサウルスのようなフィギュアが鮮明ではないが映っている。
映り方が気になる……。
窓辺のスペースにフィギュアは置いてあるのだが、それは、ブラインドの向こう側……。ブラインドを閉じれば見えなくなるわけだ。

ビルはストーリーの中で、ジャックの息子アンディーに「防犯装置は何のためにある?」と尋ねるシーンがある。
アンディーは「人を追い払う」と答え、ビルは「そして、人を閉じこめる」と言う……。

第三者から家族を守るファイヤーウォールは、結局、自らを閉じこめる。
家族は自分で守らなくてはならない。
ブラインドの外のステゴサウルスは、語っている。
わざわざ、外側にディスプレーする意味を探すならば……。