Vol.125

シン・シティ

2005年 / 米
原題:Sin City
監督:フランク・ミラー / ロバート・ロドリゲス /
   クエンティン・タランティーノ(特別ゲスト監督)
原作:フランク・ミラー
脚本:ロバート・ロドリゲス / フランク・ミラー
キャスト:ブルース・ウィリス / ミッキー・ローク / クライヴ・オーウェン /
     ジェシカ・アルバ / ベニチオ・デル・トロ / ニック・スタール /
     ブリタニー・マーフィ / 他

フランク・ミラー原作のアメコミ「デスペラード」(1995)の実写映画化。
シン・シティの片隅で生きる男達の3つのエピソードが描かれている。

・心臓を患う正義を貫く刑事ハーティガン(ブルース・ウィリス)。
・醜い傷跡を持ち強靱な肉体の前科者マーヴ(ミッキー・ローク)。
・顔を変えた沈着冷静な殺人犯ドワイト(クライヴ・オーウェン)。

荒廃し救いの無いシン・シティで、自分を愛してくれた女のために命を懸けた男達の物語である。

恐竜は、ドワイトのエピソードで登場する。

オールド・タウンは娼婦達の自治区である。警官に金と楽しみを与える代わりに、女達が縄張りを守ってきた。街のルールを破る警官は追い払われるが命は奪われない。それが掟だった。
ジャッキー・ボーイ(ベニシオ・デル・トロ)と4人の仲間が娼婦街のルールを破り殺害される。ジャッキーの正体はジャック・ラファティー警部補だったのだ。
ドワイトは昔の恋人ゲイル(ロザリオ・ドーソン)が仕切るこの街を救うために、ジャッキー・ボーイの死体を「タール坑」に捨てることを決心する。その「坑」のある場所が恐竜パークなのだ。ティラノサウルス、スピノサウルス、トリケラトプス、ブラキオサウルスが、リアルに登場している。

There is no justice without sin.

シン・シティでは何でもバレる(判る)……。
しかし、恐竜に囲まれた「タール坑」だけは、バレない。
そして、そのことを誰もが知っている。
これもまた、シン・シティのルールなのだろうか。