Vol.127

ラグラッツムービー

1999年 / 米
原題:The Rugruts Movie
プロデューサー:アーレン・クラスキー / ガボア・クスボ
監督:ノートン・ヴァージェン / イゴール・ゴバリョフ
製作総指揮:アルビー・ヘッチ
音楽監督:キャリン・ラッチマン
キャスト:エリザベス・デイリー / クリスティン・カウゲァナー /
      ケイス・スシー / タラ・チャレンドフ / 他

アメリカのCATVで放送されているアニメの劇場版。トミー・ピクルス1歳、チャッキー2歳、フィルとリルは生後1年3ヶ月の双子、トミーの従姉妹のアンジェリカは3歳……彼ら「ラグラッツ」軍団のちょっとした大冒険の物語である。
トミーは発明家の父スチューと母のディーディーの愛情を独り占めして育った夢想家で、自分はインディージョーンズと並ぶ冒険家だと思っている。
ところが、弟ディルが生まれた頃から、両親はディルの世話にかかりきりでトミーはディルに嫉妬を感じはじめる。
父親スチューに兄としての「責任」を持ってディルの面倒を見てくれと頼まれ、泣き虫でわがままなディルを甲斐甲斐しく世話をするのだが……。

恐竜は、スチューの発明品として登場する。

ディルの横暴ぶりに、トミーたちラグラッツは、ディルを病院へ送り返すことを思いつくのだが、病院までの移動手段として選んだのが、スチューがオモチャコンテストに応募しようとしていた、恐竜型おもちゃワゴンだったのだ。名前もズバリ「ラプターワゴン」。ワゴンは街中を駆け抜け郊外へ暴走?を抜け森の中へ……。
スチューから贈られた責任の証の懐中時計をトミーはインディージョーンズよろしくコンパスに使い、本物の冒険が始まるのだ。崖、激流……、ラプターワゴンは水陸両用、数々の危機を乗り越えてゆく。

突然、消えたラグラッツに大人たちは大騒ぎで捜索に出かけるのだが、スチューは空からの探索を試みる。その乗り物がまた翼竜型人力飛行機である。シニカルな子ども達の台詞にはちょっとついてゆけないが、スチューにはとても共感を覚えてしまうのである。