Vol.128

キャッツ・アイ

1997年 / 日本
原題:キャッツ・アイ
監督:林海象
原作:北条司
脚本:林海象 / 土屋斗紀雄
主題歌:杏里
キャスト:内田有紀 / 稲森いずみ / 藤原紀香 / 原田喧太 / 寺尾聰 /
     ケイン・コスギ / 山崎直子 / 蒋文麗 / 他

週刊少年ジャンプに連載されていた北条司原作の人気コミックの実写映画化。美人三姉妹を泪(藤原紀香)、瞳(稲森いずみ)、愛(内田有紀)が演じている。原作とは異なりコスチュームはバットマンに登場してもいい感じのキャッツアイ三姉妹だが内海刑事(原田喧太)との設定などは変わっていない。
物語は、県立横浜美術館「近代美術の巨匠展」に出品されている黒田画伯の絵画の鮮やかな怪盗シーンから始まる。

恐竜もまた鮮やかにここで登場する。

午前零時……予告通りに泪、瞳、愛のキャッツ・アイは美術館に現れる。
20年前に国際犯罪組織・紅龍団によって連れ去られた父との再会を夢見て黒田コレクションをターゲットにしていた。黒田画伯(寺尾聰)こそ、彼女達の父なのだ。
旧国立科学博物館でのロケだったのだろう、タルボサウルスが映る。コマ送りで見るとマイアサウラも背後から映っている。
いつものように、華麗な逃走で内海刑事を翻弄するのだが、国際警察の浅谷光子(山崎直子)だけは、既にキャッツ・アイの正体に気づいていた。国際犯罪組織・紅龍団を追う浅谷は、キャッツ・アイを監視することで、紅龍団を一網打尽にしようとしていた。
皇帝と呼ばれるボスが仕切る紅龍団の全権は、ミス王(蒋文麗)にあり彼女の意のままに動いていた。ミス王の息子は黒旗(ケイン・コスギ)。
彼女は黒旗を次期皇帝にしようとしていた……。実は、黒田画伯と皇帝は同一人物であり、ミス王は皇帝の血を引くキャッツア・イを亡き者にしようと企んでいたのだ。
ところが、お互いの正体を知るはずもなく、大学で知り合った黒旗と愛の間には、恋が芽生え始める。父が皇帝であることを知らない三姉妹…。
いずれにせよ、暴力と親子関係をタルボサウルスとマイアサウラで象徴していたわけである(?)。