Vol.141

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

2003年 / 米
原題:THE LIFE OF DAVID GALE
監督:アラン・パーカー
脚本:チャールズ・ランドルフ
撮影:マイケル・セラシン
キャスト:ケビン・スペイシー / ケイト・ウィンスレット / ローラ・リニー /
     ガブリエル・マン / マット・クレイヴン / 他

元大学教授のデビッド・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)は死刑が確定した囚人である。皮肉にも彼は死刑反対論の活動家だった。罪状は、レイプ殺人。被害者は同僚のコンスタンス・ハラウェイ(ローラ・リニー)で、彼女もまた死刑反対の活動家だった。
死刑執行の4日前、ゲイルは弁護士を通してニューヨークのニュース・マガジン社へ多額の報酬と引き換えに独占インタビューを受けると提案する。インタビュアーとして指名されたのは女性記者エリザベス・ブルーム(ケイト・ウィンスレット)だった。
ゲイルは彼女に事の顛末を、静かに話し始める。インタビューが進むにつれ、エリザベスはゲイルは無実ではないのか……と思いはじめ、やがてそれは確信となる。新人記者のザックの協力を得ながら冤罪を証明しようとするのだが……。

恐竜は、ゲイルの息子ジミーの部屋で登場する。

恐竜のぬり絵。ぬり絵の上にはスピノサウルスの小さなフィギュアの他、数体の恐竜。ベットの背もたれにティラノサウルスのぬいぐるみ、サイドテーブルには竜脚類。カレンダーにも、壁のポスターもダイナソー仕様である。

さて、エリザベスとザックは遂にゲイルの冤罪を証明するビデオテープを手にするのだが、死刑は予定通り執行される。
かつてゲイルは、死刑の是非について、テキサス州知事とテレビで討論したことがある。その時「処刑された囚人が冤罪だったことはあるか。あれば答えてもらいたい」との知事の質問に、ゲイルは沈黙するしかなかった。
ゲイルの死は、冤罪での死刑執行の悲劇を自ら証明する結果となった。
しかし真実は、別なところにあった……。