Vol.145

鉄コン筋クリート

2006年 / 日本
原題:鉄コン筋クリート
監督:マイケル・アリアス
原作:松本大洋
脚本:アンソニー・ワイントラープ
キャスト:二宮和也 / 蒼井優 / 宮藤官九郎 / 田中泯 /
     納谷六朗 / 他

クロ(二宮和也)とシロ(蒼井優)は宝町で生きている。
宝町を「オレの町」と呼ぶクロ。彼らは「ネコ」と呼ばれ、高架下の廃車を住処とし、誰にも寄り添わず二人の力だけで生きている。そして、彼らは飛ぶことができる。
宝町は開発に取り残されたどこか懐かしい匂いがする。誰もが記憶の中に置き忘れてきたような……部分、そういうパーツが雑多に集まっている。人々は人情深く、ヤクザも刑事も、悪ガキ……クロとシロを受け入れる懐の深い町だ。
ところが、宝町を食い物にするヤクザ達がやってくる。鈴木(通称ネズミ)と木村、そしてヘビ……。クロとシロの「シマ」は変貌し、様々な均衡が崩れていく。クロとシロは自分たちの町を守るために、命がけの戦いに挑むのだが……。

恐竜は、シロが警察に保護された部屋で登場する。

宝町に昔からいる刑事の藤村と相棒の沢田は、過激な暴力と狂気の行動に出るクロといると危険だと、シロをクロから引き離し保護した。シロが匿われた警察の一室に緑色のティラノサウルスがいる。

「シロもクロもネジが足りない。心のネジ。でも、クロの足りないネジ、シロが全部持ってる」。シロの言葉だ。
野良猫の生き方は厳しいが、純粋である。