Vol.153

ピーウィーの大冒険

1985年 / 米
原題:Pee-Wee's Big Adventure
監督:ティム・バートン
脚本:フィル・ハートマン / ポール・ルーベンス / マイケル・ヴァーホル
音楽:ダニー・エルフマン
キャスト:ピーウィー・ハーマン(ポール・ルーベンス)/ エリザベス・デイリー /
     マーク・ホルトン / モーガン・フェアチャイルド / ダイアン・サリンジャー / 他

「ピーウィーの大冒険」はティム・バートン監督の作品である。
「ピーウィー」というのは、俳優ポール・ルーベンスが演じる人気のキャラクターだ。
自分の改造自転車を心から愛するピーウィーはまちの人気者で、赤い蝶ネクタイをしスリム(?)なスーツを着ている。
ある日、自転車が盗難に遭い、必死に探し回るのだが見つからない。
探す手がかりも無く意気消沈し、冷たい雨の中を歩いている時、ふと目にとまったのが「マダム・ルビーの占い」と書かれた看板だった。
インチキ占いの結果、マダム・ルビー曰く「自転車はアラモの砦、地の底にある」。これが大冒険の始まり……。ピーウィーはヒッチハイクでアラモへの旅を開始するのだが……。

恐竜は、映画の最初から登場する。

ツール・ド・フランスで赤と白の愛自転車を駆り優勝する夢から目覚め、爽やかな朝を迎えるピーウィーのベッドルームには様々な、玩具が置いてある。レコードプレーヤーの横にゴジラ。窓辺にはティラノサウルスとゴジラのフィギュアがディスプレーされている。
またピーウィーの冒険はパーム・スプリングスの恐竜公園からアラモへと向かうのだが巨大なティラノサウルスとブラキオサウルスが映っている。更に、彼が見る夢の中ではティラノサウルスが彼の愛車を食べてしまうシーンまであるのだ。

ピーウィーは、脱獄囚やバイカーの一団、フランスに憧れるウエイトレス、事故で亡くなったトラックの運転者ラージ・マージの幽霊など多くの人と出会いながらアラモへ辿り着く。そして自転車は結局、ワーナーブラザーズ撮影所にあることが判明し、最後の冒険が始まる。
取り戻した最愛の自転車に乗って、映画の撮影現場を次々に破壊しながら逃走するのだ。日本映画「ゴジラ対キングギドラ」のシーンもあったりする。
ところで、恐竜が要所に登場する「ピーウィーの大冒険」だが、「シザー・ハンズ」でも主人公のエドワードが“鋏の手"で庭木を刈り込んだ恐竜の姿があった(Vol.6 シザーハンズ)。「チャーリーとチョコレート工場」には恐竜は登場しなかったように思うのだが……。ティム・バートン監督作品を、もう一度全てチェックしなくてはと思っている。