Vol.155

間宮兄弟

2006年 / 日本
原題:間宮兄弟
監督:森田芳光
原作:江國香織
キャスト:佐々木蔵之介 / 塚地武雅 / 常盤貴子 /
     沢尻エリカ / 戸田菜穂 / 他

兄の明信(佐々木蔵之介)はビール会社の商品開発研究員、弟の徹信(塚地武雅)は小学校の校務員。東京の下町のマンションで仲良く暮らしている。2人とも30代独身。
銭湯にも一緒、レンタルビデオ屋へも一緒、観るのも一緒、餃子を食べるのも一緒、毎日のささやかな幸せを大切に暮らしている。
2人は行きつけのレンタルビデオ屋の店員、直美ちゃん(沢尻エリカ)と、徹信の勤める小学校の依子先生(常盤貴子)を誘ってカレーパーティーを開くことを思いつく。
2人はとてもノーマルな精神の持ち主だったのだ。
明信は、子どもの頃「色水」を作るのが大好きで、徹信は紙飛行機と新幹線が大好き。マニアチックな2人の部屋は、本とゲーム、フィギュアがキチンと整頓されている。

恐竜はマンションの一室、クーラーのリモコンが置いてあるカウンターの上に、フィギュアが突然現れる。

フェバリットのソフトモデル、パラサウロロフスのようなのだが、映画の最初の方では置かれていない。2人が母の誕生日を祝って帰ってきた翌日、それは現れるのだ。徹信が、明信の同僚大垣の妻さおり(戸田菜穂)に、真剣な恋をしている時故、恋の行く末の暗示だろうか……。
しかし、本当のところは解らない。
恋に関しては、予想通りの結果だったが、相変わらず兄弟は仲がいい。
そんな、2人の名言。
明信……「飛行機はいいなぁ。修正すればまた飛び方を直ぐに変えてくれる」
徹信……「恋は修正きかないもんな」
確かに、2人を観ているこっちも幸せになってくるというものだ。