Vol.157

ウォレスとグルミット「ペンギンに気をつけろ」

1990年 / 英
原題:The Wrong Trousers
監督:ニック・パーク
脚本:ニック・パーク / ボブ・ベイカー
編集:ヘレン・ガーラード

「ペンギンに気をつけろ」は、ウォレスとグルミットの人気クレイ(粘度)アニメシリーズの一作。
ウォレスは自称天才発明家。グルミットはウォレスのパートナーで本物の天才ビーグル犬。ひとつ屋根の下で多少問題はあるが仲良く暮らしている。グルミットの誕生日にウォレスは、首輪とリード、そしてNASA開発のテクノズボンを贈る。テクノズボンは、リモコンに入力するだけで散歩に連れていってくれるという代物。自由の好きなグルミットにとってはちょっと迷惑な話だったが、問題は、テクノズボンを買ったために家計が苦しいからと、下宿人を置くことになったことだ。
やってきたのは、ペンギンのフェザーズ・マッグロウ。狡猾で何処か怪しげなのだが、人のいいウォレスに巧みに取り入り、グルミットは傷心。家出を決意する。

恐竜は博物館のシーンで登場する。
実は、ペンギンのマッグロウは指名手配中の泥棒。テクノズボンを使って博物館からダイヤモンドを盗み出す計画だった。この博物館で「ティラノサウルスと首長竜の骨格や壁に掛かった恐竜時代の絵」が映る(田村博さん情報)。マッグロウは見事にリモコンを操り、ダイヤモンドを奪取するのだが……。かくして、グルミットの活躍が始まる。

ところで、人気アニメ「BLEACH(ブリーチ)」でも、博物館シーンがあり、ティラノサウルスが登場する。博物館をイメージするのに最も適しているのが恐竜の骨格なのだろう。そして、キャラクターのスケールも表現しやすいという利点もあるのではないだろうか。