Vol.161

臨死

2007年 / 米
原題:The Invisible
監督:デビッド・S・ゴイヤー
脚本:クリスティーン・ロウム / ミック・デイヴィス
原作:マッツ・ヴォール
キャスト:ジャスティン・チャットウィン / マルガリータ・レヴィエヴァ /
     マルシア・ゲイ・ハーデン / クリス・マークエット / アレックス・オルグラン / 他

日本語のタイトルは「臨死」。臨死とは、一旦、死(擬似死)に至った後、生還するという現象である。或いは、生死の間を彷徨う事を言うのかもしれない。
少し複雑な経緯はあるのだが、主人公の高校生ニック(ジャスティン・チャットウィン)は、アニー(マルガリータ・レヴィエヴァ)に、逆恨みされ、彼女の仲間に森に連れ込まれてボコボコにされる。アニーの一撃で、ニックは息絶えたかのように思われた。マンホールに死体を隠し彼らは逃げ帰るのだが、ニックはまだ死んではいなかった……。翌日、学校に現れたニックだが、誰の目にも見えない。彼の声も聞こえない。しかし、彷徨う間に彼は、自分が臨死状態にあり生還の可能性があることを自覚する。
森に隠された自分の肉体を誰かに発見させ、蘇生しなければならないのだが……、その術が無い。

恐竜は、アニーの弟ビクターの部屋で登場する。

アニーは、警察から逃亡を試みる。彼女の家庭は、母親を亡くし父は再婚。
かなり荒れていたが、弟のビクターだけは可愛がっていた。アニーが逃亡に出る時の部屋で二人で話すシーンがある。壁に1枚恐竜のポスターが見え隠れする。尻尾を地面に付けた古い復元のイラストだが、かなり緻密に描かれている。この部屋は何度が映るがチャプター9が、最も判りやすいだろう。

ちなみに、ニックを演じたジャスティン・チャットウィンは、2009年3月日本公開(世界先行)予定の実写版『ドラゴンボール』の孫悟空役らしい。ドラゴンボールのことだ、きっと期待は裏切られないと思う。勿論、恐竜登場のことだ。