Vol.173

サイボーグ 2

1993年 / 米(劇場未公開)
原題:CYBORG 2 : GLASS SHADOW
監督:マイケル・シュローダー
脚本:リック・ヤノーヴァー / マーク・ゲルドマン / マイケル・シュローダー
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー / イライアス・コティーズ / ビリー・ドラゴ /
     ジャック・パランス / カレン・シェパード / アレン・ガーフィールド /
     リック・ヤン / 他

西暦2074年、人間とサイボーグが共存する近未来の話だ。サイボーグと言っても、皮膚の感覚や感情も人間と何一つ変わらない。
サイボーグの二大製造メーカー、ピンウィール社と小林電子は熾烈な開発競争を繰り広げていた。ピンウィール社は、暗殺用のサイボーグとして、カセラ・リース通称キャッシュ(アンジェリーナ・ジョリー)を小林電子に送り込もうとしていた。キャッシュの血液中に含まれる高性能液体爆薬<グラスシャドゥ>を活性化させることによりターゲットと共に自爆させるのだ。
しかし、キャッシュとピンウィール社でサイボーグに格闘技を教えるインストラクターのコルト(イライアス・コティーズ)は、“全能の神の声”と名乗る謎の男(マーシー=ジャック・パランス)のメッセージに導かれ、ピンウィール社から脱走する。脱走には成功したものの、グラスシャドゥの起爆装置が作動するまでに、残された時間は9時間。ピンウィール社は、殺し屋ベンチ(ビリー・ドラゴ)を追っ手として放った。果たして……。

恐竜は、脱走後、マーシーが指示した場所、博物館で登場する。

脱走後、離ればなれになった2人が再会するシーンだ(チャプター16)。首の無い獣脚類の骨格が2体展示されている。
メンテナンスをすれば22歳のまま何千年も生きるキャッシュと、時と共に朽ちていく人間のコルトの愛の告白シーンでもある。

ラストは、古い絵のように思い出となっていく。でもたとえわずかでも 時間を共有できるなら、十分に幸せだろう。マーシーが語ったその言葉どおり、いつまでも若いキャッシュにコルトは抱かれていた。