Vol.176

ルイスと未来泥棒

2007年 / 米
原題:MEET THE ROBINSONS
監督:ティーヴン・アンダーソン
原作:ウィリアム・ジョイス
声の出演:ダニエル・ハンセン / アンジェラ・バセット / トム・セレック / ウェズリー・シンガーマン / 他

「想像力とほんの少しの科学の力で、よりよい世界ができるんです」と熱く語るのは、ルイス、12歳。発明家である。みんなが幸せに暮らせるようにと発明を続けているのだが、最後の最後でいつも失敗!でも、ルイスはいつも超・前向思考だった。
124回の養子縁組みの面接に失敗し、落ち込んだのも束の間、自分の母親を探して一緒に暮らせばいいんだと思いつく。問題は、赤ん坊の時に養護施設に預けられ母親の記憶は無いということ。しかし彼は、人間の脳にアクセスし、記憶を司る海馬体からイメージを引き出し映し出す「記憶(メモリ)スキャナ」の製作にとりかかった。
ところが、未来からタイムマシンに乗って、山高帽をかぶった怪しげな男が、「記憶スキャナ」を盗みにやってくる。ルイスは、「怪しい男から君を守るため、未来からやってきた」という未来警察、ウィルバー・ロビンソンに、科学フェアの会場で出会うのだが……。

恐竜は、未来社会、ウィルバー・ロビンソンの屋敷で登場する。

庭の植木が竜脚類と獣脚類に刈り込まれている。実際にティラノサウルスがタイムマシンでつれてこられ、大暴れするシーンがあるのだ。
また、養護施設のルームメートのマイケルはリトルリーグに所属し、ベースボールに将来の夢をかける少年。チーム名は「DINOS」。ユニフォームとベースボールキャップには、シンクレアのようなエンブレムが輝いている。

この物語、「私たちは好奇心にあふれている。好奇心こそ新しい世界への道しるべである。」のメッセージと共に、「記憶スキャナ」を盗み、未来を変えようとする“未来泥棒”と、平和な未来を守るために、戦うことを決意するルイスの物語だ。
好奇心は、恐竜ファンの原動力であることは確かなことである。