Vol.182

君とボクの虹色の世界

2005年 / 米
原題:ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW
監督・脚本:ミランダ・ジュライ
キャスト:ミランダ・ジュライ / ジョン・ホークス / マイルス・トンプソン /
     ブランドン・ラトクリフ / カーリー・ウェスターマン /
     ヘクター・エリアス / 他

自分にぴったりの愛を探している人々のお話。
クリスティーン・ジェスパーソン(ミランダ・ジュライ)は高齢者タクシーの運転手をしながら、スチール写真のコラージュやビデオアートを試み、現代アートで成功を夢見るアーティストだ。彼女はある日、常連客の老人と靴を買いに訪れたショッピングモールの店員リチャード・スワージー(ジョン・ホークス)に恋をする。リチャードは14才のピーター(マイルス・トンプソン)と6才ロビー(ブランドン・ラトクリフ)の二人の息子と古ぼけたアパートで暮らしている。 彼は離婚したばかりである。お互い気になる存在ではあったが、上手くいかない。 大人も子どもも、触れ合いたくても不器用、不安定な距離感、ほんの少し自分の思い描く世界と違っていたりするけれど、諦めているわけではない人々が、とにかく淡々と描かれている。

恐竜は、様々なかたちで度々登場する。

ロビーのポロシャツ(00:06:27)。イグアノドンの骨格やティラノサウルスのようなスカル、翼竜などがプリントされている。00:20:40にもロビーはこのポロシャツを着ている。
00:22:18に映る子ども部屋には、ブラキオサウルスのフィギュア。この時もロビーは恐竜柄のポロシャツを着ている。
01:14:47には、ロビーがベットで竜脚類のフィギュアと象のフィギュアを戦わせて遊んでいる。
その他にも、01:12:21にリチャードが手に持ったフィギュアも獣脚類のように見える。
現代に存在してはいけない生物として、チグハグ、ズレ、不自然のちょっとしたすれ違いの象徴として登場するのかもしれない。