Vol.183

帰らない日々

2007年 / 米
原題:RESERVATION ROAD
監督:テリー・ジョージ
原作:ジョン・バーナム・シュワルツ
脚本:テリー・ジョージ / ジョン・バーナム・シュワルツ
キャスト:ホアキン・フェニックス / マーク・ラファロ / ジェニファー・コネリー /
     ミラ・ソルヴィノ/ エル・ファニング / ショーン・カーリー / 他

交通事故の加害者と息子をひき逃げされた父親を描いた作品だ。
季節は9月。公園で開かれたリサイタルで10歳のジョシュ(ショーン・カーリー)はチェロを担当していた。大学教授の父、イーサン・ラーナー(ホアキン・フェニックス)、妻のグレース(ジェニファー・コネリー)、妹のエマ(エル・ファニング)は、演奏を誇らしく見守っていた。
帰り道……、トイレ休憩に立ち寄ったガソリンスタンドで事故が起こった。
ジョシュは、道路脇の茂に、公園で捕まえた蛍を放してやっていた。その時、対向車のヘッドライトに目がくらみ方向を失ったドワイト(マーク・ラファロ)が運転する車にはねられてしまう。ドワイトは、助手席に乗っていた11歳の息子ルーカス(エディ・アルダーソン)に「丸太に乗り上げた」と告げ、現場から走り去る。事故の目撃者はいない……。

恐竜は、イーサン家のバスルームで登場する。

映画、ジュラシックパークのバスタオルだ。ロゴとティラノサウルスのプリントを確認することができる(00:13:58)。バスタオルを引き出しに仕舞うシーンだ。
ジョシュを失った悲しみに耐えるイーサンだったが、ジョシュの使っていたバスタオルからも、帰らない日々が浮かぶのだろう……。

ひき逃げ犯の捜査は全く進まなかった。イーサンは、弁護士に事故の調査を依頼することにしたのだが、担当するのはドワイトだった。
加害者と被害者、2つの家族、2人の父親。そして、事態は少しずつ動き始める……。運命は交錯する。そして、人生を狂わせた、あの日のあの場所に2人の父親は立つことになる。