Vol.31

プロブレムチャイルド 2

1991年 / 米
原題:PROBLEM CHILD 2
監督;ブライアン・レヴァント
キャスト:ジョン・リッター / ジャック・ウォーデン /
     エイミー・ヤスベック / マイケル・オリヴァー /
     ジェームズ・トーカン / ラリー・ニューマン

トラブルメーカーのジュニア(マイケル・オリヴァー)は父親ベン・ヒーリー(ジョン・リッター)と二人暮らし。とは言っても孤児院を追い出される寸前に養子縁組が決定した親子である(プロブレムチャイルド前作)。
二人は心を通わせ、モートンビルの町へ引っ越して来るのだが、ジュニアの相変わらずのイタズラは修まることを知らない。
人々は彼を理解しようとすらしないのだが、「皆は問題児だというが、愛に飢えているだけ」とベンはジュニアの側に寄り添っている。
ある日、事業に失敗したベンの父親ビッグ・ベン・ヒーリー(ジャック・ウォーデン)が彼らの家に転がり込んできて好き勝手に暮らし始め、離婚歴7回のラマンダ・デュモア(ラレイン・ニューマン)がベンとの結婚を企み、強引に迫ってくる。彼女は銀行や鉱山、製薬会社を持つ資産総額5,000万ドルの女性だ。勿論、ジュニアが気に入らない。結婚したら「バクダットの寄宿学校に入れてやる」と決心。ジュニアはトリクシーと共に、得意のイタズラで彼らに対抗する。
トリクシーはジュニアに勝るとも劣らぬイタズラな女の子だ。
母親はアニー・ヤング(エイミー・ヤスベック)。ジュニアの通う小学校の看護婦の仕事をしている。アニーとベンはお互いの境遇に共感し好意を寄せ合うのだが……。

恐竜は、小学校の教室で二度登場する。
身体の大きなマーフがジュニアをイジメにかかろうとする時、二人の間に壁に描かれた剣竜類の絵が映る。
二度目は、小学校のオープンハウスの時。担任のソーン(ジェームズ・トーカン)先生が映っている時に、画面右から竜脚類が長い首だけをのぞかせている。多分、古い復元のブラキオサウルスだろう……。
映画の公開時のコピーは「かつて、世界を揺るがした男たちにも7才の頃があった……」である。
誰でも始まりは少年だったということだ。その頃の気持ちを考えれば、度の過ぎるイタズラに走るジュニアの気持ちも理解できるのである。
ちなみに、ベンの家のリビングにはビリヤード・ピンボールマシン・エレクトロニックダーツなどが備えられ、ジュニアは宇宙船柄のパジャマを着てスペースシャトルの二段ベットで眠っている。
宇宙と恐竜……。どちらも少年の憧れであることは確かである。