Vol.33

マップ・オブ・ザ・ワールド

1999年 / 米
原題:A MAP OF THE WORLD
監督:スコット・エリオット
原作:ジェーン・ハミルトン
キャスト;シガニー・ウィ—バー / ジュリアン・ムーア /
     クロエ・セヴィニー / ルイーズ・フレッチャー /
     デヴィッド・ストラザーン

ウィスコンシンの田舎町で農場を営む夫ハワード・グッドウィン(デヴィッド・ストラザーン)と、2人の娘と暮らすアリス(シガニー・ウィーバー)は町の小学校で保健婦として働いている。家事と仕事、子育てと忙しい日々を送っていた。才気煥発、タフな女性である。
隣に住んでいる慈愛に満ちたテレサ・コリンズ(ジュリアン・ムーア)は彼女の親友で、家族が家を行き来するほど親しいつき合いをしている。
ある夏の日……。テレサの娘たちをあずかり、遊ばせていた時のことだ。アリスがほんの少し目を離した隙にテレサの娘のひとりが、池で溺れる事故がおきた。
悲劇は、誰にでも起こり得る……。
アリスの願いも空しく、病院に運ばれた少女は二度と目を開けることはなかった。ありがちな事故……良心の呵責、罪の意識、自分を責める彼女がいる。
ところが……子供に性的なイタズラをしたと小学校の母親から児童虐待で訴えられ、疑惑の目が向けられるのである。
アリスは逮捕され、非難の目は家族へも向けられてゆく。拘置のアリスは孤立し、ハワードとの関係も溝が深まってゆく。
ハワードは裁判に向けて奔走。誰も手を差し伸べる者はなかったが、テレサがアリスのいない家族の面倒を献身的にみるようになり、ハワードとテレサは互いに惹かれてゆく……。
悲しい事故にそれぞれ心を軋ませる中、裁判が始まる。
多くの悪意に満ちた証言が無実のアリスを追い詰めてゆく。アリスの親友テレサも、法廷に現れるのだが果たして……。
原作はジェーン・ハミルトンのベストセラー小説「A Map of the World」(1994年)である。

さて恐竜は……アリスが少女を心配し回復を祈る病院の待合室、サイドテーブルの上にいる。パキケファロサウルスとパラサウロロフスである。
ただ、一度もピントが合うことは無い。
ピントは合わないが、それが恐竜であると判るのは、フェバリットのファンだけに違いない。