Vol.34

ビッグ

1988年 / 米
原題:Big
監督:ペニー・マーシャル
キャスト:トム・ハンクス / エリザベス・パーキンス /
     ジャレッド・ラッシュトン / ロバート・ロッジア /
     ジョン・ハード / ジョン・ロビッツ / マーセデス・ルール

ジョッシュ(トム・ハンクス)は12歳。ごく普通の男の子で誰もが経験してきた多感な時代を親友のビリー(ジャレッド・ラッシュトン)と共に生きていた。
両親と妹と共に、夜の移動遊園地へ出かけた時のことだ。ジョッシュは身長が足らずジェットコースターに乗ることができなかったのだ。最悪だったのは、一緒に並んでいたのが彼が憧れている年上の女の子だった。
ジョッシュは落ち込み、ミステリー・ゾルターに「僕を大きくして」と願い事をする。
ゲームマシーンのようなもので、25セント硬貨を頭に角を持つ悪魔ゾルターの口に入れて願い事をするというものだ。
マシンから出てきた「ZOLTAR SPEAKS」というカードには「願いは叶える」と書かれていた。
翌日……、ジョッシュ大きくなっていた。但し、外見は30歳。内面は12歳。彼の「大きくして」という願いは叶えられたわけだ。
しかし、親からは誘拐犯と間違えられ、もとの姿に戻るには再びミステリー・ゾルターに願うしかない。
遊園地は既に撤去され、ビリーとニューヨークでゾルターを探すのだが、そう巧くゆくはずがない。市町村イベント課で祭りとカーニバルのリストを手に入れるまで6週間が必要だった。
子どものまま、大人になったジョッシュは、マクミラン玩具に就職。データ分析から商品開発部担当副社長に抜擢され、ニューヨークでの新しい生活が始まる。ジョッシュは13歳の誕生日をビリーと祝い、恋人スーザンと暮らし始める……。

恐竜は、12歳のジョッシュの部屋。じゅうたんの上にトリケラトプス。ニューヨークの彼の部屋にスーザンが初めて泊まった日、トランポリン横にステゴサウルス。ピンボールマシンの上に竜脚類、判りにくいのだが、二段ベットの側に赤いトリケラトプスが映る。
勿論、マクミラン玩具の副社長室にもトリケラトプスが机の後ろの棚に登場している。

僕らにとって経験済みの世界からやってきたジョッシュである。彼の考えそうなこと、やりそうなことは全て解るので、いろいろ自分ならばと、複雑な「Big」である。