Vol.37

アメリカン スウィートハート

2001年 / 米
原題:America's Sweethearts
監督:ジョー・ロス
キャスト:ジュリア・ロバーツ / キャサリン・ゼダ=ジョーンズ /
     ジョン・キューザック / ビリー・クリスタル /
     ハンク・アザリア / クリストファー・ウォーケン

キキ・ハリソン(ジュリア・ロバーツ)は、姉のグウェン(キャサリン・ゼダ=ジョーンズ)の付き人で、学生時代から彼女の我が儘に付き合ってきた健気な女性である。
グウェンは、夫エディ・トーマス(ジョン・キューザック)と「アメリカの理想のカップル」と、もてはやされる人気女優だ。二人は次々にヒット飛ばしていた。
ところが、グウェンはスペイン人の俳優へクター(ハンク・アザリア)との浮気が発覚。逆上したエディは二人が食事をしているレストランにバイクで突っ込むという事件を起こしてしまう……。
キキはというと、いつも姉の影で、自分は何もできなくて魅力の無い存在だと思い込んでいるのだが、エディへの切ない片思いが、彼女を強く美しくしてゆく。勿論、このシンデレラストーリーの主人公はキキなのだが……。

恐竜は、映画会社の宣伝マン、リー・フィリップス(ビリー・クリスタル)の会話に登場する。
リーは、エディとグウェンの最後の共演作『時を越えて』の宣伝のために、エディとグウェンを試写会の席に同席させることを計画。あわよくば、ヨリが戻れば話題づくりにもなると、グウェンの家へ交渉にやってきた時だ……。
"Gwen,your dog just swallowed your window-washer."
"Puppy."
"Your puppy's a raptor."
ドーベルマンなんだけどね。
恐竜は、大抵は絶滅と絶滅寸前という例えで「DINOSAUR」という単語が出てくるのだが、リーは「raptor」と言う。
T-rexと同じくらい、「raptor」は有名になったということだろう。
ストーリーには何の関係も無いシーンだが、恐竜ファンには心に残るに違いない。

原題は "America's Sweethearts"。ニュアンスって大切だと思う。