Vol.42

パリ、テキサス

1984年 / 仏・西独合作
原題:Paris, Texas
監督:ヴィム・ヴェンダース
音楽:ライ・クーダー
キャスト:ハリー・ディーン・スタントン / ディーン・ストックウェル /
     ナスターシャ・キンスキー / ハンター・カーソン

失踪……4年、空虚な心を抱えトラヴィス(ハリー・ディーン・スタントン)は、テキサス州パリを求め砂漠をさすらい、力尽き病院に収容される。パリは、親子で暮らす夢を見た彼が通信販売で買った土地だ。
彼を迎えにきたのは弟ウォルト(ディーン・ストックウェル)。弟夫妻はロサンゼルスで兄の子供、もうすぐ8歳になるハンター(ハンター・カーソン)を育てていた。
トラヴィスは息子と再会し、真っ白だった脳裏に少しずつ過去が蘇ってくる。父と息子は、4年の歳月を一気に埋め、消息を絶っていた母親ジェーン(ナスターシャ・キンスキー)の行方を求め、ヒューストンへ旅に出るのだった。
果たして、ジェーン(ナスターシャ・キンスキー)とは、いかがわしい建物の中マジックミラーで仕切られた個室で再会するのだが……。

恐竜は見事に登場する。
ヒューストンへの途中ガソリンスタンドでのシーンだ。
ハンターが母親を探しに行くとウォルト夫妻に告げ、電話ボックスを出た直後である。ティラノサウルスとブラキオサウルスなのだろう、ライトアップされ夜空に浮かんでいる。
ラスト、58年型フォード ランチェロで、再びパリ、テキサスを目指すトラヴィスが、胸に痛かったりする。