Vol.49

マッド シティー

1997年 / 米
原題:Mad City
監督:コンスタンチン・コスタ・ガブラス
キャスト: ダスティン・ホフマン / ジョン・トラボルタ /
     アラン・アルダ / ウィリアム・アザートン /
     ミア・カーシュナー

自然史博物館の警備員サム・ベイリー(ジョン・トラボルタ)は、経費削減のために解雇され再就職を頼みにライフルとダイナマイト持参で、館長Mrs.バンクス(ブライズ・ダナ)に会いに来る。深い意味は無く、真剣に話を聞かない彼女へのポーズのつもりだったのだが、興奮して暴発。運悪く、警備員仲間ケビン・ホランダー(アラン・アルダ)に命中してしまう。その現場に居合わせたのが、マックス・ブラケット(ダスティン・ホフマン)。TVネットワーク局の取材記者だった彼は、旅客機事故現場の生中継リポートがきっかけで地方局に左遷され、中央への復活を決意していた。事件は彼にとってネットワーク復帰への千載一遇のチャンスだった。博物館には見学に訪れた子供達もいる。
視聴率のアップが最優先の、今やワイドショーと区別がつかなくなったTVニュースで、サムは犯罪者に仕立て上げられてゆくのだ。
マックスも自分の思うように、ニュースを演出し始めるのだが…。

恐竜は、サムがたてこもる自然史博物館のホールで幾度となく登場する。アロサウルスとカスモサウルスの骨格だ。館長Mrs.バンクス曾祖父が置いたという設定である。
恐竜ファンには、アロサウルスとカスモサウルスを様々な角度から観ることができて、嬉しい作品であることは確かだ。
他にも、アパトサウルスの復元画、立体モデルも映るし、注意深くホールの壁面を見ていると生物の進化が描かれている部分があり、ここにも恐竜はいる。

見学の子供達の中の一人が「One's Cretaceous,the other's Jurassic.」白亜紀とジュラ紀が一緒だよと主張する。アロサウルスとカスモサウルス…決して同じ時代にいるはずない恐竜である。
マックスとサムとのようなものかもしれない…。