Vol.52

バックドラフト

1991年 / 米
原題:Backdraft
監督:ロン・ハワード
脚本;グレゴリー・ワイデン
キャスト:カート・ラッセル / ウィリアム・ボールドウィン /
     スコット・グレン / ジェニファー・ジェイソン・リー /
     レベッカ・デモーネイ / ドナルド・サザーランド /
     ロバート・デ・ニーロ / J・T・ウォルシュ /
     クリント・ハワード /他

シカゴで一番厳しい第17小隊に勤務することになったブライアン・マカフレイ(ウィリアム・ボールドウィン)。彼は幼い頃、消火作業中に殉死した父の姿を現場で目撃していた。第17小隊の隊長だった父のようになりたいと願いながらも、転職を繰り返し、何処か思いとはちくはぐな人生だった。ブライアンの兄、スティーブン(カート・ラッセル)は、第17小隊の一線で活躍する勇敢な消防士だった。彼もまた、亡くした父を懐い、人命のためならば、無謀なまでに炎に立ち向かう人であった。しかし、「昔から仲が悪くて、それを今日まで保ち続けている」とマカフレイ兄弟は乾杯のネタになるほど、二人の仲はどうもしっくりゆかなかない。
ある日、逃げ遅れた子どもを助けるために、炎に飛び込む兄の姿を見たブライアンは自信をなくす。彼は飛び込めなかったのだ。
現場を離れることを決意し、放火犯罪調査官のドナルド・リムゲイル(ロバート・デ・ニーロ)の下で働き始めるのだが、そこで、「バックドラフト」を人為的に作り出す連続放火事件に遭遇する。
バックドラフトは、部屋の中が酸欠状態になった時、炎は燃えないガス状態になる。その時ほんのわずかでも酸素が入り込むとすさまじい爆発を引き起こす「逆気流現象」の事をいう。

恐竜は意外なところで登場する。
バックドラフトで部下を亡くしたスティーブンが、別居中のヘレン(レベッカ・デモーネイ)に救いを求めた翌朝である。息子ショーンのパジャマのが恐竜柄だったのだ。ティラノサウルス、ステゴサウルス、ブラキオサウルス、トリケラトプスだろう…。スタイルはフェバリットのオールディーズである。

物語は、兄弟の父に命を助けられたアトコックス(スコット・グレン)、ブライアンの恋人ジェニファー(ジェニファー・ジェーソン・リー)、消防経費削減を唱える市議会議員スウェイザク(J・T・ウォルシュ)、炎を愛する拘留中のロナルド(ドナルド・サザーランド)を巻き込みクライマックスへと向かってゆく。
連続放火事件解決の鍵は「トリクティコラレイト」。犯人は炎を知り尽くした人物だった…。