Vol.62

ブルース・オールマイティ

2003年 / 米
原題:Bruce Almighty
監督:トム・シャドヤック
キャスト:ジム・キャリー / モーガン・フリーマン /
     ジェニファー・アニストン / フィリップ・ベーカー・ホール /
     キャサリン・ベル / スティーヴン・カレル

ニューヨーク州バッファローのローカルテレビ局、WKBWに勤めるブルース(ジム・キャリー)は、天性のユーモア感覚をもったレポーターだった。夢はニュース番組のアンカーマンだったが、ライバルのエヴァン(スティーブ・カレル)が次のアンカーマンに決まってしまう。ショックを受けたブルースの生放送は支離滅裂、おまけに同棲中の恋人グレース(ジェニファー・アニストン)にまで怒りをぶつける。結構イヤな奴である。
グレースが「あなたには必要よ」と渡した保育園の生徒が作ったお守りも海に捨て、人生が思うようにいかないのは全て「神の職務怠慢である。クビになるべきは僕ではなくあんただ。何か言ってみろ!」とののしる始末。
その時、神様がブルースのポケベルを鳴らした。
神様(モーガン・フリーマン)は「私の仕事に不満があるなら、君がやれ」。そんなわけでブルースは全能のパワーを授かる……。
神様は七日の間バカンスに出かけてしまう。

恐竜は、グレースの勤める保育園の教室で登場する。
ブラキオサウルスのフィギュア全体は映らないが、頭部から首、背中から尾の曲線で判るだろう。

ところで、一週間全能のパワーを授かったなら何をするだろう……。ルールは「自分が神であると人に言ってはならない」、「人の意志は操れない」の二つ。ということは、恐竜に会いにゆくこともできるだろうし、それこそ現実にジュラシックパークを蘇らせることもできるに違いないのだが、残念ながらブルースは、欲望を満足させるためにパワーを使い、バッファローの町に大混乱を引き起こしてしまうのだ。事の重大さに気づいたブルースだったが、時、既に遅し、グレースも彼のもとを去っていた。
神様はブルースにこんなことを言う。
「神に頼らなくても人間には奇跡を行う力がある。奇跡を願うなら、それを行え……」

ちなみに、神様がブルースに打ったポケベルの番号は「5502」。 局番が解らないのが残念ではある。