Vol.64

ロスト・キッズ

2002年 / 米
原題:LIKE MIKE
監督:ジョン・シュルツ
キャスト:リル・バウ・ワウ / モリス・チェスナット /
     ジョナサン・リプニッキ / ブレンダ・ソング /
     クリスピン・グローバー

原題は「LIKE MIKE」。
身長135cm、13歳のカルビン・ケンブリッジ(リル・バウ・ワウ)は、チェスター・フィールド孤児院で暮らしている。ある日「MJ」のイニシャルの入ったバスケットシューズを手に入れるのだが、それを履くと天才的バスケットプレイヤーに大変身。プロ・チーム「ナイツ」に入団することになる。
カルビンの教育係トレーシー・レイノルズ(モリス・チェスナット)とは最初トラブルも多かったが、お互いを認め、理解するにつれ息も合い、チームは連勝に継ぐ連勝の快進撃。原題の「LIKE MIKE」は、マイケル・ジョーダンのようにというのだろう……プレーオフへ初の進出をかけた試合が始まる。しかし、過激な相手チームのプレーに巻き込まれ、魔法の靴が破れて使い物にならなくなってしまうのだ。

恐竜は、チェスター・フィールド孤児院のカルビン達の寝室にある。室内はバイクやバスケットボールなど彼らの憧れるポスターや小物で満たされている。カルビンが遠征に出かける支度をするシーンで、まずゴジラのフィギュアが登場する。勿論、恐竜ではない。その次にカメラが寝室を広角でとらえた時、画面左に二匹の竜脚類らしきフィギュアが映っている。
そして、理想の養父母に巡り会うことを待っている孤児院の子供達と同様、カルビンもまたトレーシーに理想の父親像を見ていた……。ラスト近く、トレーシーの家のプールでティラノサウルスがうつ伏せに倒れた形で映る……。

この映画、NBAの有名人も実際に登場するし、恐竜も出てくる。あまり理屈を考えず、深読みせず、見る方がいいのかもしれない。 何故、うつ伏せでティラノサウルスが登場するのか、考え始めると見終わった後の爽やかさが半減してしまうから。