Vol.73

フォーチュン・クッキー

2003年 / 米
原題:FREAKY FRIDAY
監督:マーク・ウォーターズ
原作:メアリー・ロジャース
脚本:ヘザー・ハッチ / レスリー・ディクソン
キャスト:ジェイミー・リー・カーティス / リンゼイ・ローハン /
     マーク・ハーモン / ハロルド・グールド /
     チャド・マイケル・マーレイ / ライアン・マルガリーニ / 他

原題は「FREAKY FRIDAY」。
精神科医のテス・コールマン(ジェイミー・リー・カーティス)は気真面目でお堅いシングルマザー。娘のアンナ(リンゼイ・ローハン)、息子ハリー(ライアン・マルガリーニ)の二人を育ててきたが、どうもアンナとは折り合いが悪い。アンナは学校では反省室の常連、放課後はバンド仲間とガレージへ直行、ロックに夢中な15歳である。2人は顔を合わせれば口論、理解しあえない毎日を過ごしていた。
テスの再婚相手のライアン(マーク・ハーモン)と、両家のリハーサル・ディナーは明日に迫っているのに、アンナは新しい父親と打ち解けることはできなかった。最悪だったのは、アンナ達のバンドのオーディションとリハーサル・ディナーが重なってしまったことだ。彼女はオーディション出場のチャンスを逃したくないと思っていた。
祖父、テス、アンナ、ハリー、ライアンの5人で夕食に出かけたチャイナタウンのレストランでも、オーディションを最優先させるアンナとテスは大口論となる。見かねた中国レストランのペイペイ(ロザリンド・チャオ)の母親は、口喧嘩の真っ最中の二人に「フォーチュン・クッキー」を意味ありげに持ってくる。そこには「旅の始まり、お互いの目を通して理解し合う。過ちに気づけば無償の愛で元に戻る」と書かれていた。翌日、二人の身体と心は入れ替わり、母親になったアンナ、娘になったテスが、そこにいた……。

恐竜は、テスとアンナとハリーをライアンが車で送るシーンで登場する。アンナとハリーを降ろし、テスの職場に到着した時だ。道路中央の緑地帯にトリケラトプスの噴水が映るのだ。口から豊かな水が流れ落ちている……。
リハーサル・ディナー、午後7時からオーディション、テスとアンナの原題「FREAKY FRIDAY」の金曜の始まりである。
ちなみに、「FREAKY」は「おかしな」「イカれた」といった感じだろう。