Vol.85

ボビー・フィッシャーを探して

1993年 / 米
原題:Searching for Bobby Fischer
監督:スティーヴン・ザイリアン
原作:フレッド・ウェイツキン
脚本:スティーヴン・ザイリアン
キャスト:マックス・ポメランク / ジョー・マンテーニャ /
     ジョーン・アレン / ベン・キングズレー / 他

アメリカ人で初めて世界チェス・チャンピオンとなったボビー・フィッシャー。1943年生まれ。14歳からチェスの全米選手権で8連覇。伝説の天才チェスプレイヤーである。
ボビー・フィッシャーを彷彿とさせる7歳の少年ジョシュ・ウェイツキン(マックス・ポメランツ)の成長の物語である。
ジョシュの父親のフレッド(ジョー・マンテーニャ)は息子の才能を伸ばそうと、ボビー・フィッシャーのチェスを研究し彼にも匹敵するブルース・パンドルフィーニ(ベン・キングズレー)をコーチとして雇う。
「チェスは単なるゲームではない。学問であり芸術である」と言う。
ジョシュの才能は開花するのだが、勝ち続ける難しさ、敗けることへの恐れを感じ始め、チャンピオンになることを期待している父と勝つことへのこだわりを教えるブルースとの間で優しいジョシュの心は揺れ始めるのだった。

恐竜は、ジョシュの部屋で登場する。
ベットの回り灯籠(ランタン)、ステゴサウルス、ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンが映し出されている。

ボビー・フィッシャーは、1972年世界チェス・チャンピオンとなった後世間から姿を消し、1992年ライバル、ボリス・スパスキーと再戦し再び勝利した。
ジョシュはボビー・フィッシャーの失踪に自分なりの理由を見つけ、4歳からチェスの英才教育を受けているジョナサンとトーナメントでの対決を決心する。ジョシュのチェスに対する思いが変わった時、おもちゃとゲームで足の踏み場も無いほど散らかっていた部屋の様子が一変する。
恐竜のいたランタンも無くなってしまったのは残念だが、彼の優しさは少しも変わらない……。
プテラノドンがジョシュの頭上を飛び彼を見守っている。